植木の手入れは草土舎にとって重要な仕事のひとつです。

基本的には野透かしと言う自然の樹形を目指した技法で剪定をしていて、刈り込み鋏で何もかも整えられた庭とは違う景色となります。

都内では我々職人の目で見てもあまり見られない技法ですが、野透かしの庭は一度体験してしまうと、虜になってしまうと思います。

枝を透かすことによる、木漏れ日や風のざわめきを感じると、心が落ち着きます。また、植物の反発も少ないので、剪定後比較的長期間にわたって、景観を維持できます。

手入れが終わるころには自然樹形になった木々に小鳥が羽を休めに訪れます。